ほっかブログ

4/30 東北地方太平洋沖地震 仙台 宮城野区

仙台宮城野区 津波に飲み込まれ大きな被害を被った地域の一つ。4/30の時点では道路上の障害物はほとんど取り除かれていて、大型トラックや重機が駆り出され、がれき類を満載し集積場に向かってせわしく走っている。ナンバーを見ると、地元宮城だけでなく新潟や山形等他県からの応援車両も混じって作業にあたっていた。荒浜の海岸公園を臨時の集積場としているようで、多くの車両が行き来していた。

道路は一般の自動車が走れる程、片付けられているが、周囲には被災車両、屋根瓦、家具等様々なものが散乱していた。辺りを一目で見ればゴミが散乱しているように見えるが、一つ一つをよく見れば、それはゴミではなくつい最近まで人が使っていた“愛用品”であって、なにかの記念トロフィーやタンスや机などの家具であったりと生活がみえるような誰かの私財ばかり。大破した自動車もよく見る放置車両とは違って損傷箇所以外はきれいな状態で残っている。見た限りではほとんどが現行車ばかり。

被災したオールドポルシェ。塗装がきれいな状態で残っているフェラーリ。被災車両は全てナンバーを外されていた。

誰かの愛読書だったかもしれないくしゃくしゃになった文庫本。

辺りは油のような、ゴムのような異様な臭気に満ち、天候のせいかよけい不気味に感じた。

がれきを積み降ろし、再び現場に戻る大型トラック。

撮影しているうちに妙なものを感じてきた。被災して壊れたモノや光景を撮影するのに抵抗を感じてきたのと、現場では多くの人ががれき除去、復興に向けて尽力しているというのにノンキに撮影をしている自分は何なんだろう、と思い始めていた。壊れたものの中に生活があったと考えるといたたまれない気持ちになる。

当初、1泊2日で2日目に気仙沼市の撮影に行く予定だったのだけど、本日中に帰る事にした。せっかく来たのだから観光でもしていけば良かったのだけど、(復興にもつながる)気分が滅入り気味だったので、本日中に帰る事にした。新幹線代を考えれば、すごくもったいないことだけど。。。

何より写真を撮る事で被災者の方々の気持ちをさかなでるようなことは避けたい。自分の家がもし災害で壊れ、がれきの山になって、それを誰かに撮られたらどんな気持ちになるだろうか。

そもそもここに来ようと思った理由は、興味本位というのは言い方が悪いけど、「一度見ておくべき」と考えたから。

実際に行って見てみるとはテレビや新聞で見るよりも胸に刺さるものがあって、現実に起こった事だというのを認識させられた。

それまでは、大きな被害をもたらした大災害が発生したという実感があまりなかった。理解はしていたけど。上:信号がストップした交差点

仙台駅周辺は賑わいを取り戻しているようだった。今日は楽天の試合があったためか、ユニフォーム姿のファンを多く見かけた。

早い復興を祈るとともに、今後も間接的ではあるけど、義援金を振り込む、被災地産のものを積極的に買う等、支援をしていきたいと思う。

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